【報告】お片づけレッスン・キッズ姉妹・京都府木津川市

01

キッズレッスンの手ごたえ感がたまらなく嬉しい。奈良県大和高田市在住、整理収納アドバイザー認定講師 長野ゆかです。

今回は、京都府木津川までキッズレッスンにお伺いしたお話です。「子ども部屋のお片づけ」の時の「お子さんの作業スピード・気持ちや考え方」、すごく面白く、また勉強になったので、今回ブログにアップいたしますね!

目次

1「春休みの間に、机回りの片づけを」と、ご依頼いただきました。
2お姉ちゃん、小学4年生、1時間作業。「机は、お父さんの手づくりで、宝物」
3【お姉ちゃん作業】いるもの・いらないもの・悩むもの の3種類分けみて~ と、作業開始
3-1【タイプ別アドバイス:おねえちゃんの片づけ作業で、気づいたこと】
3-2目的がはっきり・具体的にすると、正しい区別ができる
3-3分けるのは「いる」「いらない」「迷う」の3つまで!! 処分の仕方は次の日に♪
3-4最後は自分で仕上げができました
4【妹ちゃん作業】小学1年生、1時間作業。彼女のモチベーションは「大好きなお母さんのため」
4-1【タイプ別アドバイス:いもうとちゃんの作業を見ていて気づいたこと】
4-2思い出の品が一番大事
4-3無意識のランク付けを、「意識的に、具体的に」すると、区別が進む/おもちゃのランク付けが3種類と分かったら、とたんに作業スピードアップ
4-4お母さんが来ると作業ができない!?だけどお母さんのために片づける!
5作業を終えて、お子さんの感想「もっと怖い先生かと思ってた」 そして作業を終えて私の感想

1「春休みの間に、机回りの片づけを」と、ご依頼いただきました。

作業概要 2時間でお2人、2部屋がご依頼の内容。
お片づけサービスではなく、あくまで「キッズレッスン」 ノウハウを教えることを中心なので、完璧な完成は後回し。といいながら、お姉ちゃんのお部屋が完成。妹さんが6割完成。
「めっちゃ片づいた!!」「残りは自分たちでできます。」「さすがプロに頼むと、早いなぁ」と、お母さんから感想をいただきました。レッスンとはいえ、できるだけ片づけたいのは私も同じなので、よかったです♪

2お姉ちゃん、小学4年生、1時間作業。「机は、お父さんの手づくりで、宝物」

「どんな机にしたら、すごーくお気にいりの机になる?おしゃれな感じにする?かわいい感じにする?」という私の質問に「シンプルな感じ」とのこと。お母さんびっくり!これ、あるあるです。子どものセンスも成長します(あぁ、私も自分の耳が痛い)

そして、キッズレッスンは、お母さんの要望であることが多いので、本人の「片づけたい」というやる気をひきださないといけません。さてどうしようかと試行錯誤しながら、いろいろ質問していたら、学習机は、なーんとお父さんの手作りであることが判明!
「じゃあ、すごく大切な場所だから、完璧に仕上げたいよね」というと、照れくさそうな笑顔。はい「やる気笑顔」いただきました♪ここから、作業スタートです。

3【お姉ちゃん作業】いるもの・いらないもの・悩むもの の3種類分けみて~ と、作業開始

作業途中

作業途中。妹ちゃんのおもちゃが、机の中に混じっているのを見つける度に、ため息(笑)

このブログに書いていること、2級の講座でお伝えしていることなど、ノウハウを伝えながら、棚のモノ、引き出しのモノ、ぜーんぶ出して「要る、要らない、迷う」の3つに分けていきます。

作業スピードは、2倍で進みました(比較:私の個人的感覚)。その理由は、お子さんの整理スキルが、作業途中でみるみる上がっていったこと。その人にあった適切なアドバイスはお子さんにも力を発揮します。

3-1【タイプ別アドバイス:おねえちゃんの片づけ作業で、気づいたこと】

とても恥ずかしがりやだけれど、きちんと自分の意見を言えるお姉ちゃん。はじめはほとんどが「迷う」に分けられていたのですが、ひとことの声の掛け方で判断基準が判明し、スピードアップしていきます。

3-2 目的がはっきり・具体的にすると、正しい区別ができる

作業をしばらく見ていると、

要るもの=使う予定のモノ
要らないもの=明らかなごみ
迷うもの=使えるもの

と区別している様子。そこで「要らないもの」=自分には要らないもの・この机やお部屋に置きたくないもの、にしてみて」とアドバイス。
すると・・・一気に「迷うもの」が「要らないもの」へ。
大人も 「廊下の収納には、月1回使うものまでを「要る」にしましょう」 って言わないと、正しく区別ができないのと同じです。

3-3分けるのは「いる」「いらない」「迷う」の3つまで!! 処分の仕方は次の日に♪

さらに、作業を見ていると「要らないもの山」のモノを「これは紙かな?これはリサイクル、電池が入っている…」と、処分するときのことを考えて、分別しています。小学4年生。細かな分別作業できてすごいな!!と思うとともに、こ、これは・・・。分けすぎて時間がかかるタイプですね!

これも、大人の方でも、いらっしゃいます。とても作業が丁寧なタイプです。素晴らしいことだけど、片づけながら、分別まですると、時間がかかりすぎて疲れて、作業が進まず、達成感が得られない。・・・なので

「1、お部屋にいらないものは、とりあえずこの袋へいれてね」
「2、処分する・あげる・リサイクルする、は片づけが終わったあと、もう一度、あとで分けてね」
「3、捨てたらいけないものが、あったらいけないから、最後はお母さんに全部見てもらうね」

と声掛け。すると・・・早い!!要らないものが袋へどんどんGO!最初じっくり悩んでいたのがウソのようでした。

3-4最後は自分で仕上げができました

Before

Before

after

after

最後の机の引き出しは、お友達からもらったお手紙類と、ペンがたくさん入った場所。自分でできそう!ということなので、練習も兼ね、ここからは一人でお任せ。その間に、妹ちゃんの部屋にGO!
区別力・判断力、そして、みごとな持ち前の集中力で、彼女は見事にお部屋片づけ切りました♪えらいっ♪

今回、時間が短い中、お姉ちゃんのお部屋が完成!したのはお姉ちゃんがみるみるスキルアップしたから。最後の1つの引き出しが自分で「片づけられた」からです。これからも「自分でできる」という、小さな自信に結びついたと思います。だってお母さんに「できたよ」と見せたあの笑顔・・・彼女の前進を応援でき、私もとても嬉しいです♪

4【妹ちゃん作業】小学1年生、1時間作業。彼女のモチベーションは「大好きなお母さんのため」

幼稚園のときの、大型のおもちゃが、クローゼットに複数あり、机の中も細かいおもちゃや宝物であふれる、女の子度数が高い妹ちゃん。お姉ちゃんと同じように、全部出して区別作業をスタート。

4-1【タイプ別アドバイス:いもうとちゃんの作業を見ていて気づいたこと】

作業をじっと見つめていると、一生懸命1つ1つのモノについて、考え込んでからの判断。なかなか苦しそう。何を悩んでいるのか、教えてもらいながら、様子を見ながら、彼女の気持ちも、じっと見つめてみました。

4-2思い出の品が一番大事

・「思い出の品=要る」の判断がずばぬけて早い。もらったお手紙や、旅行先のお土産の石、幼稚園卒園のマグカップや写真。とびぬけて大切なのがわかります。ということは・・・
「机に1番飾りたい一番のお気に入りは、これ?じゃない?」と、幼稚園時代のみんなの写真を見せると、「うん!!!」って。無邪気な笑顔。みにくい私の心、一気に浄化。(ジュワー)

4-3無意識のランク付けを、「意識的に、具体的に」すると、区別が進む/おもちゃのランク付けが3種類と分かったら、とたんに作業スピードアップ

一生懸命作業中

作業中、奥が私ですね。一生懸命話を聞いてくれています。写真はすべてお母さんがとってくださいました。

クローゼットにおもちゃ、机の引き出しにおもちゃ。種類が入り混じり、一見すると「おもちゃが、あちこちに入っている」状態。お義母さんいわく「ぐちゃぐちゃ」「全部のおもちゃ大好き・全部要る」とのこと。お母さんが嘆くわけです(笑)

でも、私は見ていました。そのおもちゃたちに、妹ちゃんなりのランキングがあること。「後で遊ぼう」と思っているもの、適当そうなもの・・・。
「これ、大切な宝物??」「うん」=ハンコセット、小さな宝石のはいったガラスケース、きらきらキーホルダー
「これは、おもちゃ??」「うん」=お人形お着替えセット、創作ビーズセット、お人形

ということで・・・「おねえさんっぽい宝物」=大切=机 と、「おもちゃ」=お友達と遊ぶ=クローゼットにしようか、と声をかけると・・・分ける作業スピードアップ!!さらに「これは、宝物でもない、お友達とも遊ばない=要らない」という判断も、自分でできるようになりました。その子にあった、声のかけ方次第で、いくらでも分けてくれること、妹ちゃんでも痛感しました。

そして、1年生の妹ちゃんには、分ける作業が多いのは、なかなかしんどい作業。1つ3秒遊びも投入。1つ手渡すごとに、「さーん、にー、いーちぃぃいい」とカウントダウン。キャーキャー笑いながら一生懸命最後まで分けきってくれましたよ。

4-4 お母さんが来ると作業ができない!?だけどお母さんのために片づける!

作業途中、お母さんがいらっしゃって「こんなに進んだの?頑張ってるね!」と声をかけてくださいました。そして横に座って「私も次、一緒に片づけるときの参考に・・・」と、作業を見つめ始めました。すると…「これ、どうしよう」と急に分ける判断をお母さんにゆだねる妹ちゃん(笑)もう、かわいすぎ。でも、これもあるある。

そして、「お母さん、これ○○ちゃんにもらったやつ!」「これ、探してたの出てきたよ」「これをみて、担任の○○先生のこと思い出したんだけど・・・」と、お母さんにお話したいことがいっぱい出てくる妹ちゃん。

私が子ども向け講座でお伝えしている「お子さんは片づけを通じて、いっぱい思いを教えてくれます・一緒に楽しんで作業してください・お子さんの成長を感じれますよ」っていうのを、まさに目の前で展開されて。ちょっとじーん。。。

また、お母さんの「お母さんよりきれいになってるやん!教えてもらったこと、お母さんにも教えてね」に笑顔。心から褒めていらっしゃるのがわかる。やさしいお母さん。さらにムネアツ。
そういえば、お子さんお2人とも、「ジップロック」の袋に、お母さんからのお手紙を大切に分けて持っていたこと。もちろん中身は見ていませんが、お聞きしたら「たまに子どもたちに手紙を書くんです」とのこと。もう涙腺やばかった(笑)

4-5お母さんを驚かせたい!!

完成した妹ちゃんの机

完成した妹ちゃんの机「なーんにもない~」と喜んでくれました。

そして最後は「お母さんがいたら、おしゃべりしちゃうから、あっちで待ってて」という妹ちゃんの言葉に、「えーみたいのにぃ」と言いながら、お部屋を後にしたお母さん。すかさず私が、「これ、ぜーんぶあっという間にきれいにして、もっと、お母さん驚かせよっか」って言ったら、目をキラキラさせて作業開始!!!もう、お母さんの存在&パワーで、お片づけ進めさせていただきました(^^)この作戦、小学生低学年までに、最高に威力発揮します。

そして、机の中は完成。大きなおもちゃは、収納方法の基本を少しだけ変更して、あとは区別してもらうところまで準備、ということでお部屋としては6割完成で、お時間終了いたしました。

5 作業を終えて、お子さんの感想 「もっと怖い先生かと思ってた」 そして作業を終えて私の感想

「もっと怖い先生かと思ってた」 「お母さんと片づけるよりいい」 とのことだったそうです(^^)
お母さんが片づけを手伝うと途中から叱ってしまう・・・これも、あるあるですよね。こんなにやさしくて素敵なお母さんでも、必要なモノが、出てこないときに叱ってしまったことがあるそうです。

キッズ片づけレッスン、たくさんのいいところがありますが、

・お子さんが楽しく・自主性をもって、短時間で片づけ完了まで できること
・お片づけのノウハウを、お子さん自身が学べること(一生の力です)
・お母さんのように叱ったり、泣かせたりしないで、片づくこと(自分の耳が痛い)
・お母さんは、「やりきったこと」「きれいになった状態」を、褒める役割だけでよいこと。

だなと、改めて思いました。

子どもを片づけの時に叱る言葉は、尽きません・・・よね。「もう、これ捨てたら?」「またゴミこんなに溜め込んで!!」「ぜんぜん大事にしてないやん!!」「こんなとこからでてきた!もう‼!普段からだらしなくしてるからでしょ!!」だって、自分が叱ってたから(涙)いや怒ってました(号泣)そして、子どもは片づけながら泣き始めて…片づけ=嫌なモノ=苦手 で育って、当然ですよね。

「整理・収納・整頓」の能力は各々違い、年齢や学年によって伸ばす力・アプローチは異なります。今回の姉妹さんも「作業手順」と、収納の大原則3つだけのお勉強。それでも今後全く片づけアプローチは異なってくるはず。数か月後,キープしてくれてるかなぁ。良い新学期を迎えてね。

────────────────────────────
※後日のエピソード 作業2週間後のお母さんの感想
────────────────────────────
作業の後日、次女が弟に、仕わけレッスンをしていました!
おもちゃ箱の中のおもちゃを「要る、要らない、迷う」に分けて、と言って
結果、おもちゃが3分の2に減りすっきりしました!! 笑
────────────────────────────
実は、3姉妹弟 さん。しっかり仕訳方法を覚えて教えてくれたみたい。「片づけ嫌い」から「教える方」に回れるなんて、しっかり興味を持って、覚えてくれた様子。高学年になったら今度はさらに上級のお片づけレッスン、しようね♪


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です