片づけの土台=要る・要らないの「整理」作業が苦痛な方へ

要らない=処分ではない「整理」の考え方

こんにちは、私は「収納アドバイザー」ではなく「整理」収納アドバイザーの認定講師。片づけのプロとして、「整理収納」の肩書を大事にしています、奈良県大和高田市在住、長野ゆかです。

捨てられない、分けるのが苦痛な人は、絶対片づけられないのでしょうか?

先日取材いただいた、ウートピさんの記事
 片付け下手と“生きづらさ”はリンクしている 早死や孤独の要因となる社会問題に

で、「整理=要る・要らないを、まず見極めることが片づけの土台、いくら収納を工夫しても整理抜きには片づかない」という、内容をご紹介いただきました。

この反響の中で、「それができない」「苦痛」「捨てられない私は、一生片づけムリ」「オレ死亡決定」(←こういうの、私ツボです笑)・・・というコメントを、ちょこちょこ見かけました。そんな風に思っている方は、意外とたくさんいらっしゃるのかもしれない。

だけど、待ってください!「不要なモノが取り除けない=自分は片付けできない」というのは、残念すぎます。だって、「不必要=捨てる」だけではないからです。私のセミナーでも、個人レッスンでも、ここをお伝えするとみなさん、お片づけ進んでいくんです。どういうことなのか・・・。今回「整理=要・不要をわける」を、講座やセミナーで、いつもお伝えしている内容を、書いてみます。

「不必要=捨てる」ではない、とはどういうことか。

1、あげる、売るでもOK。処分・捨てる以外にも手放す方法はある。

不要=処分・捨てる、ゴミ、と思うと心が痛む人が多いようです。でも、あげてもOK、売ってもOK、どんな方法でもいいです。お守りやお人形さんなら「お返しする」というのもあり。
不要なものは「手放す・家から出す」ことが大事であって、ゴミとして処分・捨てなくてもいいんですよ~!

2、条件に合わないモノは、「不要」として、別の場所へ移動

条件というのは、「使用頻度別」「場所別」「使用目的別」などです。例をあげて、みていきましょう。

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例1:「1週間に一度以上使う、キッチンツール入れ」と引き出しの条件を設定
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→ワインオープナー
→レモン絞り器
→複数のお玉を持っている場合、3つ目、4つ目のお玉

こういったモノは多くの家で、不要なモノ、という扱いになり、別場所へ移動となります。
人によっては
→泡だて器、フライ返し、軽量スプーン、製菓グッズ…等 も別場所へ移動。

逆に、1週間に一度以上使う「必要な」ものは
→菜箸2膳 →お玉ふたつ →木べら →ピーラー

とすれば、「週1以上要/週1未満不要」に分けられました。具体的に言葉で説明するとこんな感じ。いわゆる「1軍と2軍」というヤツです。「キッチンツール入れ」だと、ここにあげたものすべて「ごちゃ」っと入るものが、選別されていきます。

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例2:オフィスのデスクの一番上の引き出しを
「仕事のモノ」「高さが低い、こまごましたもの」から、「書類処理に使う文房具入れ」と条件を設定────────────────────────────
→おやつ →小銭 →同僚からもらった、歓送迎会の写真 →OA機器関係の小物

こういったモノは、不要なモノ、となりますよね。

では、ここでクイズです。100万円の預金通帳が・・・

例2の、オフィスの机の一番上の引き出し=書類処理に使う文房具入れから、100万円の預金通帳が出てきたら、要か不要か。

・・・不要ですね。ということで=その場所から取り出す対象となります。こんな風に伝え方を変え、考え方を変えると「捨てられない人」「お子さん」でも「要る・要らない」を分けることができる、つまり整理ができるんです。

どういう条件をつけるかは、その部屋その場所の目的次第。

例えば、「毎日」通勤時に必要なモノたち、「パパの」「冬の」服、幼稚園に持っていく、「自分で準備させる」モノ、学校に「週2回以上」持っていくモノ、「1番気に入っている」趣味のモノ。
台所でいえば「火の」料理に使うツール、「水の」料理に使うツール、「毎日のパパの」お弁当グッズ、「イベントの時だけの」お弁当グッズ、「パパが料理するときに使う」ツール・・・
お家の中だけでも、「 」内は、いくらでも出てきますね。

「」をどう設定すればいいか、というと、「そこに、その必要なモノを置くことで」どんな効果を得たいのか。そこまで明確にする必要がある・・・という話になるのですが、これも整理収納アドバイザー2級で学ぶお話です。深くなるので、この話はまたいつか。

まとめ。ポイントは「整理とは、要・不要をわけること/収納の前にすべき土台であること」

・不要=あげる・売るもOK=手放す方法は、捨てるだけではない
・不要=オフィスのデスクの中の預金通帳は不要=必要でない場所から取り除くこと

そんな風に考えて、「整理」から始めてくださいね。


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