「片づけられないは恥」の価値観を変えるために私ができること

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こんにちは、奈良県在住整理収納アドバイザー認定講師、オフィスミカサの長野です。先日生徒さん(もうプロととして活動しているので後輩、ですかね)から「先生、片づけは恥で、掃除はステイタスなんですってね」って言われました。最初は意味が全く分からなかったんですが、話をしていくうちに理解。
そして、自分の活動への考え方につながって悶々としてきたので、色々書きます。お役だち記事ではなく、個人的な考えなので、興味のある方だけご覧になってくださいね。

「片づけは恥で、掃除はステイタス」の意味

お家メンテナンス系のサービスを依頼するお客様にとって「片づけサービスを頼む」というのは恥(家がキタナイ) 「掃除のサービスを頼む」というのはステイタス(基本、家がキレイ。さらにキレイに、ステキな暮らし)である、というのが根底にあるということだそうです。
ご家族・ご近所さんに内緒、ご連絡いただいたことすら内緒、ということもあります。内緒=恥ずかしかったり、後ろめたかったり…ということ。片づけを頼む=恥は、ここにあるんですね。

ちなみに「掃除と片づけは違うという前提を、整理収納アドバイザーは忘れるな」という意味もあるでしょう。
掃除・インテリアより「片づけスキル」が大事だと私が思う理由

片づけられないは恥じゃなくて、当たり前という価値観へ。ここに私は切り込みたい

ハンガーでも、そもそも恥ではなくて、片づけられなくて当たり前。まだまだ浸透していない。ここは、社会全体としての価値観を変えていきたいと思っています(でっかいなー)。
だって学校でも家でも学んでこなかったし、その結果日本人の8割が、苦手意識がある。この前提があると、普通といって違和感はないはずです。私自身は今すでに「片づけられないのが普通」の感覚です。だから「片づけは恥」の言葉を聞いて、ピンとこなかったんです。

片づけは恥で、掃除はステイタス、に対するお話の結果は、こうなった

で、冒頭の質問をしてくれた方とは、
「もちろんお客様にとってプライベートな部分。「恥」の部分に入り込むかも、という配慮は必要だし、「そこまでして依頼をくださる気持ちに応えたい」と言う気持ちをもって、行かせてもらうことは素晴らしい。
だけど「片づけられないことは、恥なんだ、そこを見せてくれるんだから」と、お邪魔に行くのは、個人的な感覚としては、受け入れにくいかも」そんな会話をしました。

できなくて当たりまえ。学べば、片づいていく。

知らないから、できなくて当然。だから、学べばできるようになる。受講生さんたちも、わが子どもたちも、綿自身がまさにそうです。もし、学ぶ時間と労力がもったいない、来てもらった方が早いなら、プロに頼めばいい。そこに恥の感覚は不要です。

できないことを、プロに頼むのは普通です(家電の修理でも、勉強を教わることも)。どうして片づけはプロに頼むのが恥ずかしいという感覚になるんだろうか、と考えたのですが、個々人の片づけに対する感覚や価値観、教育、整理収納の普及も含め、今の環境全体的な問題ではないでしょうか。0-11

以前、講座で出会ったあるお父さんに、こんな風に言われたことがあります。「うちの娘、もう20歳過ぎたのにまだ片づけられない、片づけなんて大人になれば、誰でも自然にできるようになることなのに」って。全力否定しました。これですよ、これが問題なんですよ~。

整理収納の普及が、価値観を変える。もっと整理収納アドバイザーが増えればいい。

1つ簡単な解決方法はプロとして活動する整理収納アドバイザーが、もっと増えることかなと。かたづけ=プロのノウハウ、依頼して当たり前、という感覚が広まればいい。町の○○屋さんくらい「○○町の整理収納アドバイザー」がいれば、もっと片づけサービスを依頼する側も増える。すると、全体の価値観の変化にもつながってきますよね。

整理収納アドバイザーに来てもらったの?いいなぁ!って言ってもらえるように

そしてただ片づけるプロなのではなく、毎日を豊かにする、気づきや大きな変化をもたらすこともあるのが、整理収納アドバイザー1級資格を持つ人たちであるということ。最近は、家が片づいているのに「もっと便利に、もっと素敵に」を求めて、サービスを依頼をくださるお客様も増えていること。また「整理収納アドバイザーに、家に来てもらったの?いいなぁ!」って言う感覚。

これが当たり前になれば「片づけは恥」なんて感覚、減っていくでしょう。じゃあ、これらをふまえて私ができることは。広くたくさんの人と接し伝える機会がある講師仕事を活かして、粘り強く伝えていくこと、さらに整理収納アドバイザーを増やし育てることができる、認定講師である私の役割の1つなんだと思います。

片づけの価値観を変えるなんて、ゴールは遠い(ふと我に返ると、果てしないわぁ…なにゆーてんねんやろとすら思う…)正直、私一人じゃどうにもなるわけない。だから、一人でも同じ考えの方や、もちろん仲間も増えてくれるように、とにかく「ぶれずに活動をする」ということが自分に、できることだと思って。真面目にがんばります!


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